日本時間2017年6月26日(月)、アメリカ・オクラホマ州オクラホマシティにあるチェサピーク・エナジー・アリーナで開催されたUFCファイトナイト・オクラホマシティでUFCデビュー戦を迎えたカリフォルニアのドミニク・レイエスがデンマークのベテラン、ジョアキム・クリステンセンと対戦した。
試合開始と共にサウスポーのレイエスが鋭い左ミドルで快音を響かせる。一瞬相手の様子をうかがったレイエスはお手本のような左ストレートでクリステンセンを下がらせた。崩れ落ちながらもなんとかタックルでしのごうと試みるクリステンセンを振りほどいたレイエスは、金網を背に立ち上がった相手の顎を再び左ストレートで打ち抜いた。
この一撃で真下に崩れ落ちたクリステンセンに、レイエスがパウンドと共に襲いかかるとレフェリーのゲイリー・リッターが両者の間に割って入り、TKOによる試合の終了を宣告した。
わずか29秒でクリステンセンを粉砕し、衝撃的なパフォーマンスで会場のファンを熱狂させたレイエスは戦績を7勝0敗と伸ばし、7勝6フィニッシュ勝利と素晴らしいフィニッシュ能力を見せつけている。
一方、敗れたクリステンセンは14勝6敗、UFC2連敗となってしまった。
ドミニク・レイエスが衝撃デビュー、クリステンセンを29秒殺!
UFCファイトナイト 試合レポート