なお、フー・ヤオゾンとアレン・アメドフスキーのミドル級マッチはイベント前に中止が発表されている。
【プレリム】
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●カーロス・コンディット vs. マックス・グリフィン○
判定3-0(28-29、28-29、27-30)
マックス・グリフィン
「思い描いたような試合ができた。コーチ陣と試合前に話していた通りの試合ができたと思う。相手のテープは一切見ずに試合に挑んだ。まだ俺がヤツのファンだった時の記憶を辿って準備してきた。10年前くらい、自分の部屋でカルロスの試合を見ていた頃を思い出したよ。俺にとってのDream Come Trueだ。カルロスのようなレジェンド相手に勝てて本当に嬉しいし、ホッとしている。これで3連勝だからな、このまま勝ちを重ねてランキングを上げていきたい」

ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●ニコ・プライス vs. ミシェル・ペレイラ・リマ○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)
ミシェル・ペレイラ・リマ
「2ラウンドは制したと分かっていた。3ラウンド目はどうだったか分からないけど、いい試合だったのは間違いないな。この試合でしっかり実力を証明できたと思うし、これでランキング入りできるはずだ。ニコのタフさには驚かされたよ。試合内容も決して簡単な展開ではなかった。次はネイト・ディアスと戦いたい。それよりも先にランキングに食い込んでいきたいね。最近のMMAはエンターテインメント性に欠けると思う。今夜も俺なりにファンを魅了しようと頑張ったよ。ニコもしっかり準備できていたのは感じたが、最終的に勝利できて嬉しい」

フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●ライアン・ホール vs. イリア・トプリア○
1ラウンド(4分47秒)KO
イリア・トプリア
「最高の試合内容だったね。パンチが当たったときは内心すごく嬉しかったんだ。レフリーに止められた時は「神様ありがとう」と感謝したよ。ライアン・ホールと同じスタイルの黒帯が30人くらい俺のキャンプにはいるんだ、だからライアンの戦略にも驚くことはなかったね。常にライアン以上の黒帯たちとスパーリングをしてきた結果が現れたと思う。ランキングに食い込んでいくのはもちろん大切だが、俺の本当の目的はチャンピオンになることだ。1年以内にはタイトル戦に出ていたい。次はまた11月か12月に試合したいね」

ミドル級マッチ 5分3ラウンド
●トレヴィン・ジャイルズ vs. ドリカス・デュ・プレシ○
2ラウンド(1分41秒)KO
ドリカス・デュ・プレシ
「毎試合、状況が変わるのが楽しいね。デビュー戦は試合1週間前に声がかかって、今日はコナーがでるPPVでの試合だ。ただな、俺は前座で戦う格のファイターではない。俺をプレリムで戦わせたUFCはミスをおかしている。プレリムで試合するのはこれが最後だ。今日の試合では俺のパンチ力を証明することができたと思う。実力のあるストライカーを右ストレートで沈めることができた。これでファンも俺の実力を理解してくれるだろう。まだUFC2戦目だが、オクタゴン内でも自分らしく試合できるようになってきた。次はランキング20位以内のファイターと戦いたい」

【アーリープレリム】
女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
○ジェニファー・マイア vs. ジェシカ・アイ●
判定3-0(29-28、30-27、29-28)
ジェニファー・マイア
「ワレンチナに負けてから、また勝利街道に戻れてとてもうれしい。私のキャリアにとっては大きな意味がある。今回の試合はノックアウトかサブミッションで締めくくれるかと思っていたけど、ジェシカ・アイはとても経験豊富だし、準備もしっかりしていたけど、最終的には望み通りの結果、勝利を手に入れられた。(カットは)頭突きのせいだと思っていたから、彼女みたいに頭が切れていないといいなと思っていた。でも、それが彼女にとっては悩みになっていただろうから、それを最大に利用して、今回の試合で成長できたと思う。セコンドの情報からすると、私が試合に勝っていたと感じていた。でも、相手のやりたいようにさせちゃいけない。3ラウンドをすべて取るには自分の思いをプッシュしていけないといけなかった。それでも、どのラウンドも自分が取ったと思っていたわ。負けた後の復帰戦としてはとても良かったと思う。まだまだ自分の力をすべて出し切れたとは思っていないけど、自分のパフォーマンスには満足している。具体的な名前は思いついていないわ。でも、自分よりも上のランキングにいる人とやりたいし、近いうちにまたタイトルに挑戦するチャンスを手に入れられたらいいなと思う」

ミドル級マッチ 5分3ラウンド
●オマリ・アフメドフ vs. ブラッド・タバレス○
判定2-1(29-28、28-29、28-29)
ブラッド・タバレス
「スプリット判定だと聞いてショックだった。正直、持っていかれるかと思った。ちゃんと判定してもらえてよかった。前回の対戦相手とかなり似ていたけど、レスリングの血筋は向こうの方が上だったね。相手はそれを示したと思う。相手の打撃はほとんどを防げた。これがレスリングの醍醐味だし、すべてを受けるわけにはいかない。あきらめずに戦い続けないと。まさにそれを実践したんだ。相手が安心してポジションを確保できるようになんてしない。自分が判定するなら、あれをテイクダウンとは言わない。向こうは一度もテイクダウンを取れなかったけど、オマリはタフなやつだし、戦えてよかった。友達ではないけど、試合が終わった今は仲良くなれると思うよ。第3ラウンドでフィニッシュするつもりだったけど、オマリは本当にタフなやつだ。つぶしきれなかった。全力で打ち込んだんだけどね」

フライ級マッチ 5分3ラウンド
○ジャルガス・ジュマグロフ vs. ジェローム・リベラ●
1ラウンド(2分02秒)サブミッション(ニンジャチョーク)
ジャルガス・ジュマグロフ
「今回の勝利はものすごく興奮している。長く待っていたからね。母国の人たちが、みんな朝早くに起きてくれていたから、きっとみんな喜んでくれていると思う。うれしい。国のため、みんなのための勝利だ。相手が下がっていくように思ったから、サブミッションを狙った。お気に入りの関節技なんだ。ファイトナイト・グローバルでチャンピオンになってからUFCに来た。UFCに来た理由も同じさ。チャンピオンになりたい」