日本時間9月17日(日)、アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグにあるPPGペインツ・アリーナでUFCファイトナイト・ピッツバーグが開催され、メインイベントでルーク・ロックホールドとデビッド・ブランチのミドル級マッチが行われた。
積極的に打ち込んでいくブランチは開始30秒でロックホールドをケージに押し込んだ後、蹴りを狙うロックホールドの足を捕らえ、バランスを崩す相手に強烈なパンチを見舞う。まともに打撃を受けたロックホールドは何とか難を逃れると、ブランチに組み付いて膝を入れて反撃。しかし、勢いに乗るブランチが有効打を稼いで再びロックホールドを追い込んだ。テイクダウンを取りたいロックホールドは懸命に足をかけに行くが、ブランチの腰が重いと見るや、身体を持ち上げてマットに倒す。ただ、フィニッシュに持ち込むには残り時間が少なかった。
プレッシャーをかけ続けろと助言を受けて第2ラウンドに臨んだロックホールドはローキックで削りながらブランチの攻撃を阻む。組み付いてケージに押し込んだところから足をかけてテイクダウンを成功させたロックホールドは逃げるブランチの背中に馬乗りになり、仰向けにさせてパウンドの嵐を食らわせた。ブランチは抵抗できずに防戦一方だったが、レフェリーはしばらく様子見。最終的にはブランチが自らタップアウトし、元ミドル級王者のロックホールドが15カ月ぶりのオクタゴン復帰を白星で飾った。
ミドル級マッチ 5分5ラウンド
○ルーク・ロックホールド vs. デビッド・ブランチ●
2ラウンド(4分05秒)打撃によるタップアウト
ルーク・ロックホールド
「勝ててうれしい。時間をかけてじっくりいきたかったけど、相手が突進してきた。彼にとっては良かったんじゃないか。やるべきことをやったと思うよ。ただ、俺も俺でやるべきことをやった。ベルトを取り戻す。この階級は俺のものだ。今回の相手はかなりハードにきた。忍耐強くいきたかったし、自分は忍耐強さと正確性に優れていると思っている。準備は整った。ケガもない。11月に向けてバッチリだ」
ロックホールド復活! ブランチからタップを引き出して白星
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