日本時間10月22日(日)、ポーランド・グダニスクのエルゴ・アリーナでUFCファイトナイト・ポーランドが開催され、サム・アルビー対ラマザン・エミーフのミドル級マッチが行われた。
サウスポーのアルビーとオーソドックスのエミーフは互いに様子を見合い、開始直後は動きが少なかったが、エミーフがアルビーをケージ際に押し込み、テイクダウンこそ奪えなかったものの、組み付きを外した後もリズムに乗って打撃を打ち込んでいく。第2ラウンドも見合う時間が多く、アルビーが足を使って前に出ると、エミーフが組み付いてコンビネーションを放つ流れ。両者ともレフェリーから手数を増やすよう言われた後、エミーフがテイクダウンを仕掛けたが成功ならず。最終ラウンドはエミーフが積極的に組み付き、ケージに押し込まれながらアルビーがクリンチから膝を打ち込んで反撃。いったん身体を離したエミーフが連打を放つなど攻防を繰り広げて試合終了を迎えた。
3名のジャッジは満場一致でエミーフの勝利を指示している。
ミドル級マッチ 5分3ラウンド
●サム・アルビー vs. ラマザン・エミーフ○
判定3-0(27-30、27-30、27-30)
ラマザン・エミーフ
「今回の試合はとても良かった。相手がかなりスローなのは知っていたから、テイクダウンを狙ったんだけど、すごく強い心を持っていた。今後、対戦する相手がケガをせず、それからちゃんと体重を作ってきてくれることを願うよ。俺は計量をパスしたのにサムができなくて自分よりも重かったから、体重では相手が有利になると思って試合前はちょっとサムにイラついていたけど、でもまあしょうがない。ポーランドでの試合を楽しんだ。友達も何人か来てくれていたし、観客の皆がすごかったから、ヨーロッパにこられてよかったよ」
エミーフがアルビーにユナニマス判定勝ち
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