ロビー・ローラー
ニックネーム:ルースレス
出身地:アメリカ・サンディエゴ
階級:ウェルター級
ロビー・ローラーはプロになってから他の誰よりも多くのアップダウンを経験している――大興奮の勝利、惨敗、その間のすべてに至るまで。
しかし、MMAでの彼のキャリアが最高潮に達したのは、13年の時を経て腕を突き上げ、UFCウェルター級王者に輝いた夜だろう。
UFC 171で一度敗れたジョニー・ヘンドリックスにスプリット判定で勝利し、ジョルジュ・サンピエール後に空位となっていた王座を手にしたことで、ローラーは波乱のキャリアの末にようやく頂点に立った。
2014年12月のUFC 181でヘンドリックスと再戦したローラーは、MMAでも最も凶暴なパンチャーに数えられる。彼の25勝のうち19勝はノックアウトによるものだ。しかし、同時に彼は10敗を経験している。UFC王者の中では最も多い数だ――低調な時でも彼が反発力を失わなかったことの証明だろう。
UFC 37でデビューした時のローラーは20歳で、アーロン・ライリーに対してユナニマス判定を勝ち取っている。次の4戦では3勝し、敗戦は腰の負傷でピート・スプラットにサブミッション負けを喫したUFC 42だけ。
2004年はニック・ディアスによってキャリア唯一のノックアウトを喫するという不覚を取った。次戦でエバン・タナーにもサブミッション負けすると、ローラーはその後7年間にわたってPRIDE、EliteXC、Strikeforceに参戦し、2007年と2008年にはElite XCでミドル級タイトルを手にした。
2013年2月にUFCに復帰し、ここからジョシュ・コスチェック(TKO)、ボビー・ヴェルカー(KO)、ロリー・マクドナルド(判定)に連勝し、王座への挑戦権を得る。
サ ンピエールが競技からの離脱を明らかにし、ウェルター級王座が空位になると、UFC代表のデイナ・ホワイトはUFC 171でローラーとヘンドリックスの世界ウェルター級王座決定戦を行うと発表、ここではヘンドリックスが果敢にユナニマス判定を勝ち取ったが、ローラーの 再戦への意欲は衰えなかった。
彼は2カ月後にオクタゴンに戻り、ジェイク・エレンバーガーに第3ラウンドでのノックアウト勝利を飾ると、2014年7月のマット・ブラウンとの対戦では判定勝ちした。
これで再びヘンドリックスに挑むチャンスをつかみ、今度こそローラーはトップにたどり着いた。
しかし、UFC 201でタイロン・ウッドリーに敗れ、タイトルを失っている。
ファイターとしてのトレーニングを始めたのはいつ? きっかけは?
子どもの頃からマーシャルアーツをやっていて、やがて戦うようになった。競うことが好きなんだ。
どんなランクやタイトルを持っていますか?
元UFCウェルター級王者、アイコン・スポーツのミドル級王者/エリートXCのミドル級王者。
あなたにとってUFCとは?
すごいチャンス。
●プロデビューは2001年
●ノックアウト勝ち21回、サブミッション勝ち1回(アームバー)
●UFC間の戦績は11勝6敗、1ノーコンテスト
●UFC以外でファラニコ・ヴィタレ(2勝)、ジョーイ・ヴィラセニョール、フランク・トリッグ、ムリーロ・フア、スコット・スミス、メルヴィン・マヌーフ、マット・リンドランドに勝利
●第1ラウンドフィニッシュは12回
●過去17戦で10勝

ロビー・ローラー
Ruthless
FIGHTER INFO
RECORD
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ファイトボーナス
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PROFILE
出身 | USA, San Diego |
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スタンス | Southpaw |
年齢 | 41 |
身長 | 180.3 cm |
体重 | 77.1 kg |
リーチ | 188 cm |
UFC CAREER STATS
SLpM | SApM | 全打撃数 | 有効打 | クリンチ | テイクダウン | サブミッション |
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4.19 |
6.11 |
1597 of 3035 52.62% |
1334 of 2760 48.33% |
434 of 555 78.2% |
17 of 23 73.91% |
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